建設業の人手不足、ブランディングで解消できます!

物流・運送業界や飲食業界などさまざまな業界で「人手不足」が課題となっており、建設業界も例外ではありません。特に中・小規模の建設会社の経営者や人事・採用担当の方にとって、人手不足問題は何とか解消したい喫緊の課題といえるでしょう。
今回は、建設関連業界の多くの会社が抱える人手不足の課題を解決するための対策やヒントをご紹介いたします。
なぜ多くの建設会社で人手不足が起こっているのか?
人手不足の原因は何なのか?自社の状況を客観的に俯瞰してみましょう。
・長時間労働や「きつい・汚い・危険」のイメージがある。 ・賃金が低いイメージがある。 ・上下関係が厳しいイメージがある。 ・「下請け」のイメージがある。 ・会社の知名度・認知度が低い。
上記のようなことから、人材を募集しても応募の選択肢に入らず、応募者が少ない・欲しい人材が応募してくれない、という結果になっていることが考えられます。
ここで注目していただきたいのは、上記の原因で挙げた「イメージ」です。ほとんどの建設業界未経験の人にとっては、漠然と建設業界に対して抱いているマイナスのイメージがあり、「この会社もきっとそうだろう」とフィルターをかけて見られている可能性があります。実際にその通りであれば仕方がないですが、会社の実情がイメージと異なっているのであれば、そのことを求職者に伝えなければなりません。
また、会社の知名度・認知度が低ければ、少しでもそれらを高めるための施策を実施することが望まれます。
求職者に何をどう伝えれば良いのか、会社の認知度向上には何をすべきかを後述してまいります。
会社の「強み」や他社と差別化できる「魅力」を洗い出す
自社がどんな会社なのか、会社の特長や魅力、他社にはない「強み」を求職者に知ってもらえれば、応募の選択肢に入る可能性が高まります。
他社にはない自社の「強み」や「魅力」とは何か、考えてみましょう。
「技術力が高い」「独自の工法や技術を持っている」「○○に特化した建設を行っている」など、事業内容に関したものはもちろん、「創業から歴史が長い」「地元密着」「会社の雰囲気がアットホーム」「女性が働きやすい環境がある」といったことでも構いません。
あるいは、「従業員の人柄がいい」「親身になって対応してくれる」「信頼できる」など、取引先やお客様からよく言われることも会社としての「強み」や「魅力」になり得ます。
そうした「強み」や「魅力」を求職者に伝えることが必要なのです。
「強み」や「魅力」はわかりやすく整理してWebサイトに掲載
自社の強みや魅力を求職者に伝える方法としては、自社のWebサイトを利用することが最善です。例えば、就職・転職情報サービスなどに求人広告を出稿した場合、興味を持った求職者はどんな会社なのか必ず企業のWebサイトを見ます。求人広告で興味を持たせ、自社のWebサイトでより理解を深めさせることで、応募の可能性を高められます。逆に、求人サイトから自社のWebサイトを見に来たのに、会社の強みや魅力が載っていなかったり、伝わりにくかったりすると、その時点で候補から離脱してしまいます。
求職者の価値観や考えと合う会社が選ばれる
特に若い求職者や転職を考えている人は、その会社がどのような価値観や考え方を持っているかを重視する傾向にあります。自分とは異なる価値観の会社では、長く勤めることができないものです。
例えば、しっかり休みが取れてプライベートも充実させられる会社であれば、オン/オフでメリハリをつけたい人が応募してきますし、売上を上げれば上げるほど給与も上がる会社であれば、そういう仕事の仕方をしたい人が応募してきます。地元密着型の会社で地域のイベントやお祭りなどにも積極的に貢献する企業であれば、そうした活動に共感する人が応募してくれるでしょう。
会社の価値観や考え方に「共感する」ことで、求職者からの応募の可能性が高まります。会社の理念、経営者の考え方を掲載するほか、従業員インタビュー記事などでどのような人が働いているのか、自分が入社した際にどのような仕事をするのか、どのようなキャリアアップができるのかなどが想像しやすく、「こういう人たちと一緒に仕事がしたい」「自分がやりたい仕事ができそう」と感じてもらえるコンテンツを用意しておくことが、応募者の増加につながります。
自社の価値観が正しく伝われば、それに共感した人材の獲得、ひいては入社後に長期間働いてくれる可能性が高まるのです。
自社の強みや価値観の明確化で企業イメージが向上し、人手不足解消につながる
強みや魅力、価値観を整理し、Webサイトにわかりやすく掲出することは、企業イメージを高めることにもつながります。
多くの人がキーワードによるインターネット検索で情報を探す現代。求職者に限らず取引先やお客様、新たな建設会社を探している方、自社の従業員の家族など、さまざまな人が企業のWebサイトを閲覧する可能性があります。
自社のWebサイトに強みや価値観が掲載されていることで、会社としてのイメージが向上し、自社の「ブランド」を確立することができます。
また、従業員が取引先やお客様に対し、普段の仕事の中で自社の価値観を体現する行動を取ることで、より一層自社のブランド価値が高められます。
「この会社の価値観に共感できるから応募してみよう」
「この会社の強みは魅力的だから発注してみよう」
会社としてのブランドが確立できれば、付加価値のある会社として認知され、並みいる他社との競合を避けられるようになります。
人手不足の課題を解消したいなら、まず自社の強みや魅力を洗い出し、わかりやすく伝わるように構成してWebサイトに掲載することから始めてみましょう。将来的な会社の成長・発展を考えるうえでも重要です。
ジェイスリーでは、建設会社様の「強み」や「魅力」を整理し、わかりやすく伝えることを実践しています。採用活動を活性化させたい、人材不足を解決したい、会社のブランド価値を明確化して高めたいとお考えでしたら、ぜひお気軽にご相談ください。
◆ジェイスリーの建設業界の企業様ご支援実績(一例)
≫ 寄居建設株式会社様
≫ 株式会社土屋ホールディングス様(キャリア採用)
≫ 株式会社土屋ホールディングス様(新卒採用)
≫ 株式会社イマギイレ様
≫ 株式会社JALファシリティーズ様
販促系広告制作会社でコピーライターとしてキャリアをスタート。BtoB商材を中心にカタログやSPツールの企画制作に従事。その後フリーランスとして独立し、約16年活動。その間、宣伝会議主催のWebライター養成講座の講師も担当。2019年よりジェイスリーに合流し、海運、観光、製造、商社、建設など多岐にわたる業種で、プランニング・コピーライティングおよびディレクション業務に携わり、わかりやすく伝わる文章制作を実践。整形外科分野(特に腰・膝・足首)の知見も持つ。熊本県出身。
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