インバウンド向け「地域ブランディング」をコンセプトからツール制作までトータルで支援

https://www.city.kobe.lg.jp/a64051/kanko/kisyasiryo/202302/957400631016.html

  • 2022.12
  • 神戸観光局様

港町として古くから栄え、歴史的名所や異国情緒あふれる街並み、グルメなど、日本有数の観光地として知られる神戸。そんな神戸の観光を推進してきた神戸観光局様と、神戸の暮らしを支えてきた阪神電車様の共同プロモーションプロジェクトを支援しました。
台湾からの訪日客をターゲットとして最適な観光資源を発掘・発信することで、神戸の魅力を最大化し、新型コロナウイルス感染症の流行で深刻な影響を受けている観光地に賑わいを取り戻す地域ブランディングを実施しています。

<プロモーション実施の背景>
関西の玄関口である関西国際空港がある大阪から神戸に訪れていただくことを目的とし、神戸観光局と、同じくインバウンド誘客に力を入れ、阪神間の路線を有する阪神電車とが連携してインバウンドプロモーションを実施。神戸への誘客を進めるため、まずは近年訪日客数が増加傾向にあり、リピート率が高い台湾に向けてプロモーション施策が求められていました。

<アプローチ>
プロモーション全体のコンセプトやキャッチフレーズから、特集する観光スポットの選定、ターゲットに響くPRの傾向分析と各PR施策のアイデアなどを提案。プロモーション素材となるポスター、パンフレット、電車広告、動画などのツール制作においては、ツールごとの特性と目的にあわせて内容に変化を持たせつつ、プロモーション全体での統一感、横のつながりを意識することで相乗効果が出るように設計しました。

<施策>
・“新しい”をキーワードに神戸の魅力を紹介
「新魅力新神戸」をプロモーション全体のキャッチフレーズに設定し、
コロナ禍により訪日できなかった期間にオープンした新しい施設のほか、既存施設の新しい楽しみ方を紹介。

・掲載スポットの選定
「知ってほしい神戸の姿」「台湾での旅行トレンド」「台湾でのインスタ映え」という3つのポイントから神戸の観光資源を精査し、コンセプトと照らし合わせて候補を選定。

・台湾市場への訴求
台湾で知名度の高いSNSインフルエンサーをモデルに起用し、プロモーションのさらなる効果アップを狙った。

・台湾でのニーズや好みを分析
これまでジェイスリーが蓄積してきた訪日観光客に関する知見や調査分析の内容をもとに、欧米層とアジア層が好む特徴や傾向を分類。台湾出身者の意見なども踏まえ、「あたたかみ」「わかりやすさ」を重視してデザインを制作。また、訪日ボリューム層である20〜30代女性のメインターゲットを意識してデザインやコピーを作成。

・ツール特性を活かした統一感あるプロモーション
各ツールが同一のプロモーションだと分かるように統一感のあるデザインを展開しつつ、ツールの特性や機能を活かして、最適なレイアウトや情報量に設計しています。
目にする機会は多いものの接触時間の短いポスター/電車広告は、インパクトを大切にしながら情報源にアクセスできる導線を確保。パンフレットは旅行前に読まれることを想定して、ポスターで興味をもったひとが実際に旅行に行きたくなる魅力的な神戸の情報を掲載しました。

<タッチポイント>
・台湾の都市から空港を結ぶ桃園メトロの駅及び車内ビジョンなど
・日本国内観光案内所および空港でのパンフレット配架
・航空会社との連携によるSNSプロモーションなど

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