赤坂への移転を機に、デジタル系雑誌のデザイン業務チーム、企業などのWebサイト制作チーム、そしてPRやマーケティング業務の企画営業チームと組織を分化拡大しました。JR東海のキャンペーンツールの制作など従来からの旅行系業務に加え、商社であるJALUXの社名変更に伴うコーポレートサイトをはじめ、三井生命(現・大樹生命)などの大手企業のWebサイト制作と運用も受託。トランスコスモスではコーポ―レート・ロゴや営業ツール、セキスイハイムの施主向け会員誌などグラフィックデザインも幅広く手掛け、同時にGIS(地理情報)のビジネスを手掛けるMapInfo社のイベントなど総合広報企画業務にも関わり、クリエイティブに加えてeCRMやメルマガといったデジタルマーケティングも手掛けていきます。
2003年5月には、さらなる業務拡大のため赤坂から内幸町へオフィスを移転。隆盛を誇っていた情報誌が次々とWeb化していった時代には、もともと得意としていた全体構成力、継続性、検索性、双方向コミュニケーションなど雑誌デザインの“読ませる”ノウハウと編集企画力を活かし、Yahoo! JAPANやBIGLOBE、exciteなど多くのポータルサイトの記事制作やデザイン運用も数多く依頼されました。JALPAKのWebサイト、JMB(JALマイレージバンク)発行のマイルウォッチ誌など、JALグループ企業の企画制作業務が増加していきます。神奈川・小田原の鈴廣かまぼこ、茨城の亀印製菓など、東京以外の業務チャネルも増え、メーカーや多店舗展開企業の通販(eコマース)やO2O(Online to Offline)など多様なマーケティングにもチャレンジしていきました。