シリーズ: お客様の思いをカタチに。 Vol.2

UPWARD株式会社 様

次世代のフィールドワーカーに相応しい
未来志向のブランディングが実現できました。

位置情報技術を駆使した、外回り営業(フィールドセールス)の効率化を図るサービスを手掛けるUPWARD株式会社様。社名変更にともない、同社のリブランディングをお手伝いさせていただいた私たちジェイスリーについて、代表取締役社長 CEO 金木竜介さんにお話を伺いました。

言葉のキャッチボールで見えてきた、
僕らが思い描いていた世界観。

ジェイスリーさんと弊社とのお付き合いは、前身の会社からカウントすると約20年に及びます。創業当時から自社製品のフライヤーなど、紙ベースのデザインをお願いしてきました。そして僕が代表となった4年前、自社サービスの名称「UPWARD」と社名を同一にしたいという思いがあり、弊社を熟知しているジェイスリーさんに企業理念をはじめとするブランディングをお願いしたんです。

ブランディングをしていく上で、まずは核となるキービジュアルやコピーワークに取り組みました。イメージボードを使ったディスカッションは、まるでワークショップに参加しているようでしたね。僕らが思い描くもの、それに付随する言葉。会話のキャッチボールをしながら、求めているものが明確になっていくのが本当に楽しかったです。ジェイスリーさんは、とにかくクリエイティブワークが好きな人たち。分野こそ違うものの、同じ目線で仕事をしてくれる人たちだという印象を持っています。一緒に考え、そして、ともに悩む。だから、とても共感できるんです。

泥臭いフィールドワーカーをスタイリッシュなイメージへ!

僕らが提供している「UPWARD」というサービスは、これまで開発を手掛けてきた位置情報技術を軸とした営業管理ツールです。外回りの訪問営業と聞くと、なんだか泥臭いイメージがあると思うんです。今の若い世代に好まれない職種でもあるフィールドセールスの現場では、熟練した営業マンが姿を消しつつあり、蓄積されたノウハウを誰かに受け継ぐことが難しくなっています。
そこで、僕らはモバイルを使うことに慣れている若い世代にも受け入れてもらえるような「UPWARD」という営業管理ツールを使ってより効率的に顧客接点を持ち、さらに、自分らしく、新たなワークスタイルを築けるサービスを提供しています。

ここで大切なのが「UPWARD」のビジュアルイメージ。仕事と日常、オンとオフの境目がないような時代を迎えている今、どんなものが響くのか……。僕らが考える想いをジェイスリーさんと共有しながらイメージを取捨選択し、誕生したのが、営業マンらしからぬ髭を生やした男性がデニム姿で登場するキービジュアルでした。そして「Go Smarter」というコピー。次世代のフィールドワーカーに送るメッセージとしては最適なキーワードだと思っています。

同じ機能ならより格好のいいものを!
購買意欲をそそるデザインを叶えてくれました。

制作していただいたビジュアルやコピー、そしてさまざまな販促物は、社内外でとても好評です。こうしたブランディングは、採用はもとより、会社の想いをスタッフに伝えることにも役立っています。デザインと聞くと抽象的なイメージを持たれる方が多いかもしれませんが、実はとてもロジカルで、イメージを具現化する設計図。それらをカタチに落とし込む作業は凄く難しいことですよね。僕自身が何かを購入したり、サービスを利用したりするきっかけは、デザインを含めたUI(ユーザーインターフェース)やUX(ユーザーエクスペリエンス)によるものが多く、その満足度が高いほど長く愛用する傾向にあるんです。

UPWARDが提供するサービスの主人公はエンドユーザー。彼らの購買意欲を刺激し、ロイヤリティーを実感してもらうには、やはりデザインの力が必要だと考えています。僕らが知りえないデザインに関する知恵や知見から、その業界の人間でなければ理解できない部分まで掘り下げ、楽しみながらカタチにしてくれたジェイスリーさんを僕はとても尊敬しています。

表現が選べる時代だからこそ、
どう融合させたらできるかを考える。

今後はデジタルマーケティングといった領域でジェイスリーさんとお仕事ができたら面白いですね。情報や物事のスピードが日々加速し、最初に描いたイメージが時間の経過とともに少しずつ異なっていく感覚を覚えます。表現も選べる時代になり、求められる要望とデザインをそれぞれのフェーズに合わせてどう融合させていくのかを考えなくてはいけない。だからこそ、作り手がユーザーの体験を考えながら構築するというのが一番フィットすると思うんです。熱意を持って僕らの想いに耳を傾けてくれるジェイスリーさんには、これからもUPWARDの成長に合わせたブランディングにお付き合いいただきたいです。

ジェイスリー担当者の「思い」。

スタートアップ企業らしく、とても柔軟でスピード感のあるUPWARD様。「こうなりたい」という情熱的な想いを共有し、イメージボードを使って情報整理をしながらビジュアル化へと繋げていきました。「営業マンは格好よくスマートであれ」というコンセプト、そして位置情報を駆使した営業管理ツールという特殊な商材。だからこそ、コミュニケーションを密にとり、何度も話し合いを重ねて納得できるポイントを模索しました。一緒にカタチにしていく制作過程やその方法はとても新鮮で、一連のブランディングを通してデザインの奥深さ、その領域の広さを改めて体感できたと思っています。勉強になりました!

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