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応募者を増やす採用サイトの基本的な構成要素とは?

応募者を増やす採用サイトの基本的な構成要素とは?

「人材不足」「良い人材を採用したい」「採用サイトをつくったのに応募者が少ない」「求める人材が来てくれない」
多くの企業が、採用の難しさを感じています。採用サイトは、人材を獲得するためには欠かせないコンテンツです。自社の強みや魅力、求める人物像、仕事内容の紹介など、採用サイトに掲載すべき情報は多種多様で、何を載せるのが効果的なのかわからないという方も多いのではないでしょうか。
今回はそんなお悩みを解決する、採用サイトに掲載すべき求職者が求めるコンテンツの基本的な構成要素をご紹介します。

求職者は採用サイトでどんな情報を見ているのか?

株式会社 ONEが20代~30代の就職・転職活動者に実施した企業の採用サイトに関する意識調査で、どんな情報を見たかを尋ねたところ、59.1%で最も高かったのは「仕事内容」でした。実際に採用をご担当されている方は、実感されているかと思います。特に新卒者の場合は、具体的な仕事内容が多く質問されます。自分が入社した際に、どんな仕事をすることになるのか、知りたいと思うのは当然でしょう。
「仕事内容」についで「企業情報」「福利厚生」「募集要項」「具体的な働き方」と続く結果で、これらの情報をしっかりわかりやすく掲載することが、応募につながりやすい採用サイト制作の第一歩になるのです。
引用:株式会社ONE「企業の「採用サイト」に関する意識調査を公開」

採用サイトをつくる際の基本となる構成要素

採用サイトに掲載すべき情報の構成要素を、カテゴリー別に分類してみました。企業によって掲載の優先度は異なりますし、すべてを掲載しなければならないわけではありません。しかし掲載してあれば、求職者へのアピールとなって応募を促すことにつながります。

【1】募集要項・募集内容
自社にマッチした人材に応募してもらうために必要なコンテンツです。条件、職種はもちろん、福利厚生は、例えば借り上げ社宅や家賃補助などがあれば遠方在住者からの応募も期待できます。詳細まで載せることをおすすめします。

■掲載情報例

  • 応募条件募集職種
  • 募集人数
  • 給与
  • 福利厚生
  • 休日
  • 勤務地
  • 勤務時間 など

【2】会社概要
会社の「自己紹介」にあたるものです。特に企業の業績や規模感は、求職者に限らずその親御さんや家族にも閲覧されます。創業年や設立年、資本金、売上高、社員数、支店や営業所などの「数字」で示せる項目は、「数字で見る(知る)○○」といった視覚的なインフォグラフィックスを用いて表現するのも良いでしょう。

■掲載情報例

  • 正式な社名
  • 創業年(会社設立年)
  • 本社所在地
  • 事業内容
  • 資本金
  • 売上高(売上推移)
  • 社員数
  • 支店・営業所
  • 関連会社 など

【3】企業理念(フィロソフィー)や価値観
企業理念やパーパス、ミッション・ビジョン・バリューなどは、企業としての考え方や価値観を表すものです。それに共感できる人は応募を検討する可能性が高まりますし、入社後に価値観のギャップを感じることを防ぐことにつながります。
なお、【2】の会社概要のカテゴリー内に掲載するケースも少なくありませんが、ここでは別立てとしました。

■掲載情報例

  • 企業理念
  • パーパス
  • ミッション・ビジョン・バリュー など

【4】仕事内容
求職者は、自分がやりたい仕事なのか、自分のスキルが生かせる仕事か、今後の成長目標が募集している仕事で達成できそうかを意識しています。できるだけ具体的に仕事内容を案内するほか、通常どのようなスケジュールで1日の業務を行うのか、どのような職場環境で仕事をするのかなども紹介しましょう。

■掲載情報例

  • 職種ごとの具体的な仕事内容
  • 一日のスケジュール
  • 業務でのプロジェクト紹介
  • 職場の風景(オフィス内の様子や職場の雰囲気がわかる画像・動画) など

【5】キャリアパス・研修制度
入社後に受けられる教育・研修制度は、求職者にとって高い関心事のひとつです。新卒では業務に必要な基礎知識や技能・資格取得の支援など、キャリア採用ではマネジメント力や部下の指導・育成などさらなるキャリアアップのための支援体制が整っているかが気になります。安心して応募してもらえるよう、キャリアパスや研修内容をまとめたコンテンツも掲載しましょう。

■掲載情報例

  • 研修や教育内容の紹介
  • 入社後の研修の流れ
  • 資格取得支援制度などの紹介
  • 入社後のキャリアステップの流れ
  • ステップアップした場合の業務内容・給与の変化の紹介 など

このほかに、応募(エントリー)から内定までの「選考の流れ」を掲載しておくことも、応募促進の効果があります。

在籍社員のインタビューは活用範囲が広い万能コンテンツ!

前述した全ての情報を掲載するのは大変…と思われるかもしれません。しかし、特に【4】や【5】の情報は、具体的にわかりやすくまとめて発信できる方法があります。それは、募集する職種の社員にインタビューを行うことです。
「今携わっている仕事内容は?」「どのような研修を経たか?」「今後の自分の展望を聞かせてほしい」など、在籍社員に詳しく話してもらい、「先輩社員インタビュー」や「社員の声」といったコンテンツにまとめることで情報を補完できます。
また、実際に働いている社員のリアルな声は、求職者自身が入社した時のことをイメージしやすくします。【3】の企業理念や価値観についても、インタビューの中で理念や価値観に触れた内容があれば、共感を得やすいだけでなく、仕事上でも会社の価値観を体現していることが伝えられます。

社員インタビューは、文章と写真で構成したもの、インタビュー動画として構成したものがあり、しっかり正しく伝えるなら文章で、会社の雰囲気や仕事のイメージを伝えるなら動画が有効です。両方を組み合わせれば、より訴求力のあるインタビューコンテンツが実現します。
社員インタビューのメリットなど『求職者の共感を得る「社員インタビュー」とは』の記事で詳しく説明していますので、合わせてご覧ください。

採用サイトは、求職者に対して自社をアピールする場です。自社の強みや魅力が最大限に伝わるような内容・構成を考えて制作しましょう。ジェイスリーでは豊富な実績の中で蓄積したノウハウをもとに、数多くの企業の採用サイト構築・採用ブランディングを支援しています。実績はこちらでご覧いただけます。ぜひお気軽にご相談くださいませ。

(初出:2023年3月2日、更新:2024年12月6日)

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