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  • MINAMI GROUP株式会社

「言葉」に込めた想いを、最適な表現に落とし込む。
ブランドコンセプトを軸にしたWebサイトならびに各種ツールの制作

コンセプトを
「見える形」に
落とし込む

前編では、MINAMI GROUP株式会社とジェイスリーとの約4ヶ月に及ぶプロジェクトを経て、グループ共通のコンセプト「想いを束ね、社会を彩る。Human Synergy for Tomorrow」ならびに各事業会社のブランドコンセプトを策定するまでの「軌跡」をご紹介しました。

この記事では、策定したコンセプトを軸としながら、具体的なWebサイト、ロゴマーク、採用ツール、さらには現場の作業服へと落とし込んだ「実装パート」をご紹介します。

本プロジェクトでは、各事業会社が置かれた事業環境や経営課題はそれぞれ異なります。そのため、一律のスケジュールでWebサイトを作るのではなく、各社の優先順位に応じた柔軟な制作プロセスが取られました。

■お話を伺った方々■
MINAMI GROUP株式会社 代表取締役社長 喜多秀和様
MINAMI GROUP株式会社 取締役 羽田野恭司様
アートテクノ株式会社 代表取締役 南豪様
サウステック株式会社 代表取締役 木下一光様
アイエム協同組合 代表理事 加藤良行様

サウステックの挑戦
ロゴ刷新と
黒基調のWebサイト

サウステック株式会社の木下代表には、代表就任時から抱き続けていた長年の想いがありました。それは「塗装業界全体のイメージを変えることは難しいが、自社は社員が誇れるカッコいい会社でありたい」ということ、そして「その象徴として会社のロゴマークを一新したい」ということでした。

そこで、ブランドコンセプトの策定と並行してロゴデザインの制作に着手。木下代表の明確なこだわりとジェイスリーのクリエイティブがぶつかり合い、独自のロゴマークが生み出されました。

企業ロゴの制作では、木下代表から強いこだわりがあったとお聞きしました

<木下>
どうしても塗装業界というと「カッコいい」イメージがあまりないと思っています。でも、カッコいいに越したことはありませんし、うちで働くメンバーにもカッコいいものを身につけてもらいたかった。そのためにも、代表になってからは企業ロゴを変えたいとずっと思っていて、ようやくそのタイミングが来たという感じです。

ジェイスリーさんから最初に提案された3案は、どこかの企業でありそうなデザインだったのでリジェクトさせていただきました。その際には、ミリタリーテイストやミニマルで洗練された雰囲気、ステンシル塗装を行っても”映える”ような独自性を求めて追加の要望を出したんです。そうして改めてもらったデザイン案がまさにイメージ通りで、一目で気に入りましたね。それで、新しいロゴをプリントした新制服やヘルメット、作業ツールを揃えました。それらを身につけた社員たちの姿を、企業サイトに掲載したかったんです。

企業サイトの制作で印象に残っていることはありますか?

<木下>
ジェイスリーさんから上がってきたWebデザイン案は、黒一色の非常にスタイリッシュなものでした。当初はもっと選択肢を挙げていただけると考えていたので驚きましたが、ロゴ制作やブランドコンセプト策定の過程でいろいろとお伝えしていたこともありますし、プロが選んだものなら間違いないと考えたので、その方向で制作を進めていきました。

 

完成した企業サイトに対する周囲の反響はいかがですか?

<木下>
大好評です。お客様からも「すごくカッコいい」と言っていただけます。うちの妻からは「塗装会社らしくないサイトだね」と言われました。でも、まさにそれこそが狙いなんです。ファーストビューでは職人が実際に塗装している動きのある動画・写真を配置してもらっているので、パッと見はデザイナーズブランドのサイトのようでありながら、よく見ると本物の塗装会社だと分かる。最高に魅力的なフック感のあるサイトになったと思っています。

アートテクノの挑戦
撮影制限の克服と
採用活動への活用

一方、アートテクノ様では、経営判断として「人材採用の強化」を最優先課題に掲げました。当初は、サウステック様と同様に企業サイト新設の方向も検討していただきましたが、ターゲット層へダイレクトに響く採用ランディングページ(LP)および採用パンフレットの制作を最優先で進めることになりました。

しかし制作過程において、同社特有の大きな壁が立ちはだかりました。アートテクノ様が手がける業務は鉄道インフラに深く関わるため、安全管理や守秘義務の観点から「実際の施工現場や作業風景をそのままWeb上に公開することが難しい」という撮影制限があったのです。

ジェイスリーはこの課題に対し、作業中の手元や階段、設備の一部などを切り取った、抽象的かつ高品質なイメージ写真を撮影・制作する演出手法を提案。現場の安心感と臨場感を損なうことなく、スタイリッシュな世界観を構築することに成功しました。

完成した採用ツールを見て、どう感じられましたか?

<南>
制約がある中で、本当にうまく撮影していただきました。出来上がったLPやパンフレットを見て、社員たちも「自分たちや自社がすごくカッコ良く紹介されている」と大喜びでした。今回は不特定多数に広く発信するのではなく、アートテクノに興味を持って調べた人や、企業説明会などでアートテクノを知っていただいた人に対して「良い会社だな」と思ってもらえるものを目指していたので、まさに狙い通りの素晴らしいツールができました

<羽田野>
これまでは高校や専門学校に採用の挨拶へ行く際、現場写真をお見せできないのが心苦しかったんです。しかし、今回作っていただいた雰囲気のあるイメージ写真とパンフレットを持って行くと、学校の先生方の納得感が全く違います。「技術を磨き、心を動かす。Moving Life, with Arts」というブランドコンセプトを、説明を行う際の「軸」にすることができるようになったのも大きいです。コンセプトに込められた思いに比重を置きながら、どのような説明にすべきかという「話の道筋」を明確にできたと感じています。実際に学校訪問をする立場として、本当に助かっています。

個性の対比と
グループ内の相乗効果

完成したサウステック様のWebサイトとアートテクノ様の採用LPを並べた際、経営陣が感じたのは「同じジェイスリーが制作しながらも、それぞれの会社のカラーと代表の個性が鮮明に出ている」ということでした。

 

お互いの完成したWebサイトをご覧になって、いかがでしたか?

<南>
さすが木下さんらしい、きっちりと作り込まれたサイトだなと感じました。サウステックとアートテクノの会社の雰囲気の違いがそのままサイトに出ていて、お互いの良さが際立っています。

<木下>
アートテクノのイメージはすごく明るくて良いですね。うちのサイトからは、ちゃんとアートテクノの採用LPに飛ぶようにリンクを貼ってもらっています。やっぱりグループ全体のためになりたいという思いがありますからね。

<喜多>
2人の代表の考え方や事業内容が良い意味でバラバラなのですが、その個性がWebサイトを通じて非常に分かりやすく表現されています。特徴が分からないサイトになるより、こうしてカラーがハッキリ出ている方が良いですよね。グループ全体を統括するホールディングスとしても、各社の魅力を包括してイメージしやすくなりました。

<加藤>
非営利団体である当組合にとっても、自分たちの取り組みを目に見える形で発信していく重要性を強く感じました。来年4月に予定されている外国人材受入制度の変更に向けて、当組合でもWebやSNSを活用した発信強化に取り組んでいきたいです。

今後の課題と
ジェイスリーへの期待

今後、Webサイトやツールを活用していく上で、ジェイスリーに期待することは何ですか?

<木下>
作ったものをより広げていくために、SEO対策やアクセス解析のご協力をお願いしたいです。例えば「どんなキーワードで検索されているか」「どの国や地域からアクセスされているか」といった具体的なデータや数字を踏まえて、「他社ではこんな活用事例もありますよ」という提案をいただけると非常に分かりやすく、ありがたいですね。

<南>
私はWeb制作に関してあまり明るくないので、初歩的な部分から丁寧に教えていただきたいです。「ホームページを使うとこんなデータが取れますよ」「こういう活用でこんな効果が得られますよ」などのアドバイスをいただけると、作ったものをさらに活かせますし、新しいお願いもしやすくなります。グループ内で理解度がバラバラだからこそ、専門用語を噛み砕いた丁寧なサポートをお願いしたいです。

<羽田野>
ジェイスリーさんの強みは、我々グループの風土や文化、想いを深くまで理解してくださることだと思います。自分たちが知っていることには限界がありますから、プロの視点から「MINAMI GROUPさんなら、こんな取り組みが良いのでは」という提案をどんどん投げかけてほしいです。

<喜多>
母体であるタナベコンサルティングさんとのシナジー効果をさらに発揮していただきたいと思っています。他社での成功事例や手法をご提案いただくことで、私たちも新しいアイデアを得ることができます。また、理念を作った後、何年か経つと新しい社員が入ってきますから、年に1回自社のイメージや理念を振り返るグループ研修や社内ワークショップなど、今後もグループ展開をともに加速させるパートナーとして長く伴走していただきたいです。

パートナーと共に、
未来へのロードマップを描く

言葉の策定から始まり、デザインへの落とし込み、そして現場での活用と未来への課題設定まで――MINAMI GROUP様とジェイスリーの共創プロジェクトは、グループの可能性を大きく広げる確固たる一歩となりました。

「自社の本質的な価値を捉え、最適な表現で社会へ届ける」という手応えを得たMINAMI GROUP様は、これからもグループの「Human Synergy」を発揮しながら、豊かな未来と社会を彩り続けていきます。

ジェイスリー担当者の
「思い」

サウステック様とアートテクノ様の制作フェーズで改めて実感したのは、コンセプト策定から伴走させていただくことで、事業や組織風土などについて深く理解することができるおかげで、よりスムーズに、より良いデザインやコンテンツの制作が可能になるということです。

今後も末永く伴走させていただき、ブランド価値をさらに高められるように貢献しつづけたいです。何卒宜しくお願い致します。