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- 株式会社マーナーコスメチックス
社員の想いを「可視化」したうえで、ウェブサイトや会社案内を刷新。
丁寧な支援のおかげで、安心してプロジェクトを推進できました。
今回お話を伺ったのは、化粧品OEM(受託製造)、自社製品開発、輸出入支援まで幅広く手掛ける株式会社マーナーコスメチックス様。ブランドストーリーおよびブランドビジュアルの策定を皮切りに、ブランドストーリーの策定、さらにはウェブサイトおよび会社案内の刷新まで、長期にわたるプロジェクトをジェイスリーと共に駆け抜けました。
窓口として多忙な業務の傍ら、プロジェクトの進行管理に奔走された井上様。その激動の制作期間を、ジェイスリーのブランドコンサルタントの宮城、プランナー/コピーライターの津留とともに振り返っていただきました。
ウェブサイト刷新を
ジェイスリーに
依頼した理由
まずは、今回ウェブサイトのリニューアルをはじめとするリブランディングを決断された背景を教えてください
<井上> 弊社の旧サイトは、制作から実に20年ほど経過していました。その間、大きな改修も行われておらず、正直に申し上げて「昭和感」が否めない状態だったのです。
化粧品業界というのは、何よりもトレンドをキャッチするスピードや感性が重視されます。新規のお客様が弊社に興味を持ってくださった際、今や必ず最初にウェブサイトを確認されますが、その「入り口」が20年前のままでは、「この会社に任せて本当に大丈夫だろうか」という不安を抱かせてしまう。このままでは新規顧客の獲得に限界が来ると、代表の井田も強い危機感を感じていました。
数ある制作会社の中で、なぜジェイスリーをパートナーに選ばれたのでしょうか
<井上> 以前から、ジェイスリーさんのグループ会社であるタナベコンサルティング様から、経営関係のご支援をいただいており、今回はそのつながりでご紹介いただきました。他社様とも比較検討を行っていたのですが、多くの会社様が「過去の実績」や「一般的な制作フロー」の提示に留まる中、ジェイスリーさんは違いました。契約前の提案段階で、すでに弊社の未来を想起させる具体的なブランドストーリーとメインビジュアルを提示してくださったのです。
弊社の事業は、OEM、自社製品開発、輸出入支援という3つの柱があり、その構造は非常に複雑です。ジェイスリーさんの提案は、その「コア」な部分にまで踏み込んだクオリティで、代表も一目見て「これがいい」と直感的に惹かれたのが大きかったですね。単なるウェブ制作会社ではなく、共にブランドを創るパートナーとしての熱量を感じたのが決め手でした。
異なる3つの事業が
生み出すシナジーを、
ひとつのストーリーへ
プロジェクトが始まって最初に取り組んだのがブランドストーリーの策定でしたが、ここはかなりの難所となりました
<井上> はい、正直に申し上げて、個人的にはここが一番大変なプロセスでした(笑)。弊社には長年の歴史があり、代表の強い想いがあり、そしてOEM・自社製品開発・輸出入という、一見すると繋がりの見えにくい3つの事業があります。これらをすべて内包しつつ、一言で「マーナーとはどのような会社なのか」という存在意義を伝えるための「ブランドストーリー」を策定する作業には、2〜3ヶ月を費やしました。何が正解かわからない中で、全員が「しっくりくる」言葉を探し続ける日々でしたね。
外部から見た客観的な印象と、私たちが内部で大切にしている想いをどう擦り合わせるか。一言一句のニュアンスで伝わり方が劇的に変わってしまうため、誰ひとりとして妥協せず、徹底的に議論を重ねました。
プロジェクトメンバー全員がしっくりくる表現があれば、それが正解だろうというふうに話し合っていたんです。その「正解」に辿り着くまで、ジェイスリーさんからは何度も案を出していただきました。最終的に「これだ」と思える言葉に着地できたときは、プロジェクトメンバー全員で大きな達成感を共有できました。
社員一人ひとりが
抱える「熱い想い」を
可視化する
ブランドストーリーを策定する過程で行った社員へのヒアリングについても、反響があったそうですね
<井上> これは本当に、やって良かったと感じているプロセスです。ジェイスリーさんに担当業務や事業所ごとのグループヒアリングを行っていただいたのですが、そこで意外な発見がたくさんありました。
例えば、製品開発や品質保証のスタッフは、普段は無口でクールに淡々と仕事をこなしている人が多い印象でした。しかし、インタビューを通じて彼らの本音を引き出してみると、実は内側にものすごく熱い想いと、自社の技術に対するプライドを持って働いていることがわかったのです。
そのインタビューの書き起こしを読んだ代表が、「社員がこんなに深い思いを持って仕事をしてくれていたのか」と感激していたのが印象的でした。このテキストそのものが、会社にとっての大きな「財産」になりました。
社員同士では、なかなかそこまで深い話はできないものですよね
<井上> そう思います。どうしても日常の業務連絡が中心になってしまいますから。ジェイスリーさんという外部の専門家が、フラットな視点で、かつ丁寧に想いを汲み取ってくださったからこそ、スタッフも安心して「本音」を語れたのだと感じています。このヒアリングを通じて、今まで知らなかった他部署の仲間の横顔を知ることができ、社内の温度感が少しずつ変わっていくのを感じました。
メインビジュアルのほうは、いかがでしたか?
<井上>メインビジュアル案に関しても、ヒアリングやディスカッションを経て複数提案していただきましたが、実は一番初めにご提案いただいたものがやっぱり良いよねと井田と話していました。最終的には初稿をブラッシュアップするかたちで着地しましたが、そこに至るまでの過程では、何度も来社いただき、毎回しっかりプレゼンしていただきました。弊社も、お客様と密に関わり合いながら仕事をしていくことを大切にしているので、そのような点でも本当に良かったなと思っています。
ウェブサイト刷新で
得られた「共通認識」と
「新しい戦力」
ウェブサイトの具体的な制作に入ってから、苦労された点はありますか
<井上> 私はウェブ制作に関わることが初めてでした。実務的な苦労はありましたが、それ以上に大変だったのは「社内調整」です。
今回のリニューアルでは、社員の顔が見えるサイトにするために、座談会ページや実際の作業風景の写真を多く取り入れました。
そのための撮影や取材を実施する際には、各部署へのアポ取り、掲載可否の確認、文言のチェックなど、あらゆる過程で想像以上のパワーがかかりましたが、ジェイスリーさんのサポートを受けながら、概ね滞ることなく進めることができました。
確認方法やスケジュールに関しても、社内の都合に合わせていただけましたし、細かい部分までご指示いただけたので、とてもやりやすかったです。
ウェブサイトの公開後、目に見える成果はありましたか
<井上> 驚くべきことに、公開して2カ月も経たないうちに、2名の新入社員を採用することができました。実は、製造や資材管理部門で新規の正社員採用が決まったのは、私が入社して以来、初めてのことだったんです。これまでは営業職の応募はあっても、バックヤードの職種はなかなかイメージが伝わりにくかったらしいのですが、今回のサイトリニューアルで「職種紹介ページ」を丁寧に作り込み、具体的な勤務イメージを明確に示したことで、応募者の方々が「この会社で働きたい」と明確な意志を持って応募してくださるようになりました。
社内的にも、ブランドストーリーやビジュアルはもちろん、「座談会」や「数字で見る」などの新たに設けたコンテンツを通じて、共通意識を持てるようになったと感じています。
大きく方向転換するも、
納得するまで
調整できた「会社案内」
ウェブサイト制作に一旦区切りが付いたタイミングで、会社案内の制作も進めました
<井上>ご提案時には「ウェブサイトの内容を集約したもの」を想定していただき、わたしたちも納得していたのですが、その後に社内で「営業時を想定して、もっと実用的な内容にすべきではないか」という意見が出てきました。そのため、途中で構成や内容を調整していただきました。
制作過程で印象に残っていることはありますか?
<井上> 会社案内の内容が固まった後、表紙のデザインを決める最終段階で、ジェイスリーの皆さんと対面で、実際の紙をハサミで切り貼りしながらレイアウトを調整したことです。デジタル全盛の時代ですが、私たちのようなメーカーにとって「ものづくり」の感覚は非常に大切です。画面上だけで完結させず、膝を突き合わせて手を動かしながら、「ブランドの世界観」を確立させていくプロセスは、非常にマーナーコスメチックスらしい、有益な時間だったと感じています。
「迷子」にさせない
伴走支援
プロジェクト全体を振り返って、ジェイスリーの支援はいかがでしたか
<井上> 初めてのウェブ制作で、一時は「本当に納期に間に合うのか」とオーバーヒートしそうになった時期もありました。しかし、ジェイスリーの皆さんは常に丁寧に寄り添い、私が進むべき方向を細かくナビゲートしてくださいました。そのおかげで、「困ったことがあったらジェイスリーさんに相談すれば何とかなる」という絶対的な安心感のもとでプロジェクトを推進できたのがとても良かったです。
今後の展望について教えてください
<井上>今後はこのサイトをどう育てていくかが重要だと考えています。展示会に出展した際、ブースで流すためのブランドムービー制作もジェイスリーさんに提案をお願いしています。
また、定期的にお客様に役立つ情報を発信するコラムの運用や、より発展的なプロモーションなど、販促面でも継続してサポートいただきたいと考えています。マーナーコスメチックスというブランドが、化粧品業界の新たなスタンダードを創っていけるよう、これからも共に歩んでいければ幸いです。
ジェイスリー担当者の
「思い」
プロジェクトを通じて最も印象的だったのは、井上様をはじめとするマーナーコスメチックスの皆様の「ものづくりに対する誠実さ」です。
制作プロセスでのヒアリングを通じて、研究職の皆様の熱い想いに触れられたことは、私たちにとっても大きな喜びでした。完成したウェブサイトが、単なる情報発信の場を超えて、採用や社員のモチベーション向上という形で目に見える成果を生んでいることを、チーム一同心から誇りに思っています。
これからも、マーナーコスメチックス様が有する素晴らしい価値を、多くの人々に届けるパートナーとしてご支援させていただきます。
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